常寂光寺 紅葉時期に嵐山に行って訪れない人はいない!

常寂光寺は、嵐山の渡月橋から奥嵯峨方向へ歩いていくと、小倉山の中腹にあります。

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小倉山は「小倉山百人一首」で有名な小倉山です。

嵯峨野で紅葉の名所を二尊院と分け合うのがここ常寂光寺ではないでしょうか?

常寂光寺の山門から茅葺きの仁王門や石段の上の本堂、多宝塔へ進んだ先には大勢の人達が目を奪われてしまう庭園があります。

この庭園こそが、常寂光寺の紅葉のベストスポットです。

赤、オレンジ、黄色、といった鮮やかな色のグラデーションに太陽の光が差し込んでいる光景はまさに絶景です。

「小倉百人一首」に、小倉山を歌った藤原忠平・貞信公(ていしんこう)の歌があります。

「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ」

「小倉山の峰の紅葉よ、もし君に心があり 私の願いを聞いてくれるなら、天皇がもう一度おいでになるまで、散らずに待っていてくれないか」というもみじへの願いが込められ歌です。

平安時代から1000年以上ずっとこの地の紅葉は変わらず美しかったということです。

1000年以上不変の美を守り続けてきた嵯峨野の地に感謝です。


コレを知っていればもっと楽しい常寂光寺

常寂光寺は、嵯峨野にある日蓮宗本國寺派のお寺です。

本圀寺16世日禎(にっしん)によって開かれました。

日禎は学問にすぐれ、わずか18歳で本圀寺16世となり本圀寺を継ぎました。

豊臣秀吉が方広寺の大仏建立のため出仕を求めたのに対し応ぜず、本圀寺を出て1596年、嵯峨野の小倉山に常寂光寺を開きました。

紅葉に包まれる風情が常寂光土のようなので、常寂光寺と名付けられました。

日禎は歌人としても造詣が深かったので、嵯峨野の豪商・角倉了以が、和歌で有名な小倉山の地を寄進したと伝えられています。


本堂は桃山城の客殿を移築したもので、江戸時代初期の創建です。

茅葺きの仁王門は、本圀寺から客殿の南門を移築したものと伝わります。

多宝塔は、江戸時代初期、京都の町衆の寄進によって建てられました。

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この時代に町衆によって寄進される建物は珍しいですが、日蓮宗は当時京都の大部分の民衆に信仰されていたので日蓮宗ではこのようなことは珍しくなかったのでしょう。

境内には、藤原定家(ていか)らの像を安置する歌仙祠や「時雨亭跡」などもあります。

「時雨亭」は、定家が「小倉百人一首」を選んだ山荘ですが、その跡とされる史跡は二尊院厭離庵にもあります。

正確な場所は今も謎のようです。

[ここに地図が表示されます]


常寂光寺のホームページ
http://www.jojakko-ji.or.jp/

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